鹿沼聡美

  • 美養薬膳研究家、分子栄養学認定カウンセラー
  • 出身:群馬県桐生市
  • 生年月日:1985年生まれ

経歴

幼少期から父親の病気治療のため食事療法を見ながら育つ。
自らのアレルギー体質、偏頭痛、肌荒れ、腰痛等を改善するため、さまざまな方法で体質改善を試みるものの、
日常生活のゆとりのなさから食生活や睡眠が乱れ、症状が改善しないまま社会人生活を送る。

新卒で入社したウィルソン・ラーニングワールドワイド株式会社では、企業の採用と教育に関する提案を行う。

株式会社LITALICOでは、うつ病や統合失調症、発達障害があるとされる方の就職サポートを5年間行う。
その中で、「食」と「こころとからだの健康」の関係性をより強く感じる。 

その後、株式会社おかんにて、半年間で200社以上の経営者や担当者向けに食生活改善の提案を行い、
働く人のライフスタイルや食生活の現状と課題を認識。

私生活では20代後半から頻繁な体調不良に悩まされるようになり、
さまざまな食事法を学び試すものの、既存の食事法に「正解」が見出せず、
無理なく楽しく続けられる食べ方を探求するようになる。

食について学ぶにつれて、情報や流行に流されるのではなく、
きちんと自分で情報を得た上で「自分で選ぶ」ということの重要性に気づく。
それと同時に原材料表示や食の安全について知ることで、
今まで見えていた世界と、まったく違って見えるようになったことに衝撃を受ける。

その後、「からだにうれしいごはん」という名前で食材の選び方や日々の食事に関する発信すると、
次第に反響が増え、個人の体質やライフスタイルに合った食事を提案するようになる。

2016年からは理論と実践を伝える「からだにうれしい料理教室」を始める。

2017年2月、突然の体調不良により思うように会社員としての仕事ができなくなったことがきっかけで、
これまで大事にしてきたキャリアや、正社員という立場、そして他人の評価を求める働き方をやめ、
自分の身体を一番大事にしながら生きていくことを決める。

同年4月に開業し、提供する料理教室やカウンセリングを実施。

2018年より、カルチャーセンターなどで、
独自の理論をもとにした「からだにうれしい薬膳ごはん講座」をスタート。

同年、オンラインサロン「細胞美人化計画」もスタートし、
メンバーを徐々に増やしていく。

分子栄養学やファスティングについても、学びを深め、
2019年より「Organic美養薬膳」として、
分子栄養学と東洋医学、そして自らの理論を組み合わせた講座を開設。
キャンセル待ちが続出し、一年で人気講座に。

2019年11月には、
グルテンフリーのお菓子屋さん「いつもの」を出身地の群馬県桐生市にてスタート。

「おこめスコーン」の販売をスタートすると、即日完売の人気商品に。

フードロスゼロで、こだわり抜いた食材を使用したお菓子を通じて、
「食について見直すきっかけ」と「群馬県桐生市を知ってもらうきっかけ」を作ることを目指す。

2020年より分子栄養学実践講座にて「薬膳のすゝめ」として、
薬膳と分子栄養学を融合した講座を開講。

2021年より、大人のためのゼミとして、
働き方、生き方を共に考え、アウトプットをしていく「アスカレ」をスタート。

2022年より、「きもの」の可能性に気づき、
ライフワークとして着物を広めるための活動を始める。


料理は苦手でした


今では、料理研究家を名乗って活動をしていますが、
実は、わたしは料理という料理はほとんどせずに、会社員生活を送っていました。

たまに料理をしたとしても、
包丁の扱いも、味付けもあやしいし自信がなくて、
誰かに料理をしているところをみられたくない!!と思っていたくらいです。

ですから、フルタイムで通勤電車に乗って職場に通っている頃のゆとりのなさや、
毎回の食事や自分のことがどうしても後回しになってしまう感覚が、
今でもよくわかります。

そんな中で出会った「」と向き合うタイミング。

自分でも驚くのですが、人というのは、
きっかけさえあれば、「一瞬で変われる」もので・・・

わたしの場合は、「一冊の本」というほんの些細なきっかけを皮切りに、
食を変えたことで、
世の中の見え方が変わり、
こころのあり方が変わり、
自分の扱い方が変わり、
人付き合いが変わり、
生活が変わり、
価値観が変わり、
仕事が変わり・・・
気づけば人生が全く違ったものになっていました

」や「健康」を入り口にして、
こんなにも人生が安心で彩り豊かなものになるということを体験し、
もっとたくさんの方にそれを伝えていきたいと思います。