先日、「外反母趾って体質と関係あるんですか?」
というご質問をいただいたのですが・・・
はい、めちゃくちゃあります!!
薬膳の講座などでは、
お話していたのですが、
そういえばブログには書いていませんでした。
気の通り道「経絡」
足の親指には、経絡といって「気」の通り道があるんですけど、
この図でいうと、
オレンジ色が「脾経」で、
緑色が「肝経」って感じの流れ方をしてます。
で、外反母趾ってのは、
「脾経」の気が弱い人、弱ってしまった人がなりやすいんです。
気が流れないと?
経絡を気がちゃんと流れなくなる
イメージとしては、
「芯がなくなる」みたいな感じでしょうか。
あの「吹き戻し」っていうおもちゃがあるじゃないですか。
これ、空気入れると芯ができ、
空気入れないと、萎んでしまうわけですが、
それと同じで、
気が減ったり、
気が滞ったりすると、
通り道が弱くなって、相対的に強い方に曲がっていってしまうんです。
脾経とは??
東洋医学で「脾経」というのは、
ざっくりいうと「消化器系」のことです。
「胃腸」くらいの感覚で捉えてもらってもOKです。
要は、胃腸が弱っていると、
外反母趾になりやすいってことですね。
以前、わたしも、少し外反母趾気味だったんですが、
胃腸のケアをし始めたら、ほとんどよくなりました。
どちらかというと、
腸は強い方ではないので、
あの乱れた食生活では、脾経が弱くなって当然です・・・
巻き爪も同じ理由
実は、巻き爪も同じ理由で起きてきたりします。
爪の内側と外側、
両方とも巻いちゃってる人は、
「脾経」と「肝経」の両方が弱ってて、
爪に指が負けちゃってる状態ですね。
いつもイライラしてたり、
いつももやもや悩んでたりする人は、要注意ですし、
さらには、
お酒や甘いドリンク、ジャンキーな食べ物など暴飲暴食してたら、
「脾経」と「肝経」の両方が弱りますからね・・・
つまりは、
巻き爪は養生で治るということです。
痛くなったら黄色信号
わたしの場合、
外食で食べ過ぎたりとか、
乳製品や小麦をあまり気にせず食べていると、
消化酵素を飲んでようがいまいが、
足の親指の外側(つまり脾経の方)が痛くなったりしますw
もう、めちゃくちゃわかりやすいw
痛みがあるとか、
巻き爪や外反母趾があるって人は、
ぜひとも、ご自身の胃腸をいたわってあげてくださいね。