肩の力が抜けた理由〜真面目なあなたが仕事のしんどさから抜け出すには?

昨年は気づいたら超力んで仕事をしていて、

あーーーーーーしんど!!

と思いながらも、そこから抜け出せずにいた時期が長かったのです。

そのしんどさは、自分で事業をやるには必要なことなのかと思っていましたが、
全然違いましたw

今振り返ってみて、
なにがしんどかったのか?と振り返ると、

しんどくなっていた一番の理由は、

お客さんの成果にコミットしようとしていたからでした。

「成果を出してもらうこと」と自分の事業の価値をイコールで考えていたのです。

なんなら、自分の事業と自分自身の価値すら、気づけばイコールになりつつあったから、
そりゃあしんどかったはずです・・・

そもそも!!!
わたしは、サボること&手を抜くことができないタイプなので、
嫌でも目の前のお客さんには全力を出してしまうのです。

ただ、
それによってお客さんが
行動するかしないか
変わるか変わらないか
価値を感じるか感じないかは、
お客さんの自由であって、
わたしがどうにかできる範囲からは離れたことなのです。

そこにコミットしようとしたって、
しんどくなるに決まってます。

だから・・・

もう、それは手放すことにしたのです。

そうしたら、すごーーーーーく楽になりました。

それよりも、
自分が楽に息を吸うようにできてしまうことがたくさんあることもわかったので、
それをどうやるかということを考えることに力を注ぐことにしました。

一旦ニュートラルな状態に戻すために、
事業の方も開店休業状態にして、その分違う仕事をすることにしたら、
「食」に関する仕事は、「仕事」というところから、
ある意味一歩先に進んで、
「趣味」のように肩の力を抜いてできるようになってきました。

趣味を仕事にするとか趣味感覚で仕事をするって、
今の世の中では非難されがちですけど、
わたしはそれこそが、
これからの世の中では最強だと思っています。

だって・・・
もし、時間もお金もあったら、
誰しも趣味を楽しみたいでしょ??

なら、いっそのこと、
先に趣味を楽しんじゃえばいいのですよね。

ちなみに、
お客さんの結果にコミットしようとすると、
お客さんによってはサービス提供側に依存してしまうこともあるのです。

わたしのお客さんの場合はなかったですが、

気づけば相談ではなく愚痴ばかり聞いている・・・なんて場合は要注意です。

もし、「愚痴を聞く」ことで、お客さんに楽になってもらおう、
と意図してやるのであれば、
全く構わないのですが、
お金をもらって愚痴を聞く、というのをやりたくて仕事をしているのですか?

というところなんですよね。

お金をもらっているからといって、
あなたが誰かのサンドバックになる必要はないのです。

やりたいことをやっていたはずが、
しんどいなぁ・・・となっていきます。

その関係を続けたところで、
お客さんは、
失敗を恐れて行動しなくなるか、
少しでもうまくいかないと、あなたや誰かのせいにするようになります。

これって・・・お互い不幸ですよね。

ちなみに・・・
そんなお客さんを「放っておけない」ってなってる場合は、
さらにさらに要注意です!!

それ、責任感じゃなくて「共依存」ですからね。

自分の存在意義を、相手の役に立つことに見出そうとして、
ドツボにはまっています・・・

このあたりの加減って、やってみないとわからない部分ではあるのですが、
お伝えしたい合言葉は・・・
全力は出すけど、我慢はしない」です。

そして、そのバロメーターは、
会って別れた後、良い気分かどうかです。

会った後や、話した後にもやもやしていたら、
何か我慢していたり、
本当は言いたいことが言えていない証拠です。

可能であれば、一旦距離を置いて冷静になって、
「本当はなにを伝えたかった?」
「わたしはどう感じている?」
と自分に聞いてみてくださいね。

我慢したらした分だけ、
自分を傷つけますので。

あ、会社員の方とかだと、
お客さんもそうですが、
社内で誰がどこまで仕事をするか、といった、
上司や同僚との人間関係に生かしてみてくださいねー。