「わたしはセンスがないから」とか、
「聡美さんはセンスがよいからいいですけど・・・」と、よく言われたりしますが。
最近は、自分でも
「あ、自分のセンスは強みだな」と気づいてきたところでありますw
特に、ごはんを美味しくつくり、美味しく撮影し、それを伝える、というのには自信がついてきました♪
・・・という自慢は置いておいてw
わたしなりの考えと、日々やっていることをお伝えしていきたいなぁと。
やっていることは、たったふたつです。
ひとつめ。
えーーーーー、
毎日毎日毎日、毎食毎食、とにかく写真を撮り続けています。
それこそ、雨の日も風の日も雪の日もw
結婚してから、ごはんの写真を撮らなかった日ってないんです。
毎日撮り続ける中で、
「そうか、電気は消した方が美味しさがそのまま伝わる写真が撮れるな。」とか、
「お盆をキャンパスと捉えたら、配膳も楽しくなるし、絵的にもまとまるな。」とか、
「この器とこの器は色味の相性が良いな。」とか、
「あぁ、今日の朝の光はこんな色か・・・そうすると設定はこれだな。」とか、
「今日の光は強すぎるからちょっとカーテン下げよう。」とか、
「青みがかった光だから、オレンジ色を足そう」とか、
「少し角度を変えると、料理の色が鮮やかに出るかも」とか、
そんな細かなことにとても敏感になりました。
しかも、とにかく忙しい頃から撮っていたので、
15〜20秒とかで、ささっと設定してパシャパシャっと撮るのです。
余裕がある時はもう少し遊んだりもしますがw
これを3年ほど繰り返してきた感じです。
最初の頃の写真はこんな感じ。
あ、、、なんか自分でもいまいちすぎて、出すの微妙ですけど、
これは料理が美味しくなかったわけじゃなくて、
器の組み合わせとか、背景色とか、カメラの設定や加工の問題なんですよね。
(そもそもベーグル美味しくなさそうとか、そういうのはおいといてねw)
※これら過去写真は、わたしのフェイスブックのアルバムとInstagramに全部入ってます。
ちなみに最近はこんな感じ。
かなり変わりましたね。
カメラも一度変わりましたが、
やっぱり一番違うのは、光の捉え方だなぁと思います。
カメラに関しては、知識も加工の技術もまだまだ勉強中ですけど、
とにかく継続することと、毎回きちんと振り返ることの大切さは身に染みます。
毎日、インスタにアップするのが習慣になっているのも大きいと思います。
人の目に触れる前に、きちんと自分で見直すのです。
これは本当に大事な作業だな、と。
毎回完璧では決してなくて、
「あぁ、次回はこうしよう」って思うことが必ずあります。
それをきちんと次回に生かしていくことが、小さなステップアップにつながるんだろうな、と。
長くなりましたが、
ふたつめは、
とにかくセンスの良いひとの写真を見まくっています!!!
毎日毎日インスタで、
そりゃあもう、悔しいを通り越して憧れのフードコーディネーターさんとか、
素敵なインスタグラマーさんの写真をめっちゃ見てます。
タイムラインはお気に入りの写真だけが見られるようにしています。
見るのは楽しいし、見ることで学べることがたくさんあります。
大事な視点としては、
「自分が同じようにするとしたら」という感覚で見ることです。
そして、「あぁ、素敵だな・・・」
と思ったら、無理なく真似すれば良いのです。
わたしの場合であれば、
「あ、ちょっと植物がテーブルにあると素敵なのか!」と、
窓際においている観葉植物を構図に入れてみたり、
「こんな器だと、こんな素敵な盛り付けになるんだ!!」と、
次に器を買う時の参考にさせてもらったり。
「こんなテイストの写真が撮りたいな・・・」と、
色味の調整をするときに参考にしてみたり。
「こんなテーブルが欲しい!」とか、すぐにできないこともありますが、
木目のあるサイドテーブルを使って撮影してみたりとか、
布やテーブルクロスを活用してみたりとか。
できることから、やってみる。
やっているのは、そんな、すごくシンプルなことです。
誰かを見て、「いいな」「羨ましいな」と思うことは、
やっぱり自分がやってみたいことだったりします。
でも、
「あの人だからできるんだよな」
「私には無理かもしれないな」なんてことが、
頭に浮かぶのは、誰しも経験があると思います。
そんなとき、わたしの中での合言葉にしているのが、
「同じ人間がやっていることだから、わたしにもできるかもしれない」
ということです。
どこまで近づけるかどうかわからないけど、
やらない理由を考えるより、小さなことでもやってみる方が楽しいのだったら、やってみたら良いなぁと。
少なくとも・・・
おいしいごはんをつくることと、
おいしそうに盛り付けることと、
おいしいごはん写真を撮ることは、
誰にでもできまっせ!!!!と自信を持って言えます♪
結論、センスは磨けます。
磨きたいかどうかだけだと思うのです。