みなさん、カレーは好きですか?
はい、わたしは大好きですw
結局頭の中はカレーだらけなわたしですがw
たまには食と健康ネタも書きたいと思います♪
ここのところ、カレー率が上がっているのですが、
洗い物をしてくれている夫とこんな話で盛り上がりました。
「やっぱり、ちゃんと作ってあるカレーは洗い物が楽だよね」と。
そうなんです、わたしが家でひとりご飯を食べる時もカレーをつくることが多いのですが、
洗い物がとっても楽。
でも、カレールーを作っていた頃は、
カレーの後の洗い物が嫌で嫌で仕方ありませんでした。
なぜなら、
落ちないからです。
お湯では落ちないし、
洗剤使っても、スポンジがカレーでベトベトになったりして、
結局もう一度洗ったりしてました・・・
当時はそれが当たり前でした。
ですが、ネパールカレーにすっかりハマって、
カレールーなども使わなくなってからは特に、
とにかく洗い物が楽になって、その違いを実感したのです。
これは、食事に気をつけるようになってからわかったことですが、
カレールーに使われている「油」が一番の原因なんですよね。
原材料には「食用油脂」って書いてありますが、だいたいカレールーの1/3くらいがこれ。
パーム油や、何らかの動物性油脂が使われています。
主にこれが洗い物を大変にしています。
ということは・・・?
そう、わたしたちの体の中でも同じことがおきているんですよね〜。
40度くらいのお湯で落ちないということは、
体温くらいの温度では、うまく消化できないわけです。
もっと言えば、どんな油が使われているのか、
消費者からは、さっぱりわからないというところもあります。
それって・・・ちょっといやだなぁと思うわけです。
カレー食べて胃もたれするとか、胸焼けする人なんかは、
ほとんどがこの油が原因です。
常温で固形といえば、飽和脂肪酸であるバターやギーもそうですが、
栄養学では、いまだに悪者のままですし、質も含めて色々な議論はありつつも、
使っている感覚はまったく違います。
食後の感覚は圧倒的に軽いですし、胃もたれもしません。
いわゆる澄ましバターであるギーを使ってカレーを作ると特に洗い物が楽です!!
(バターは乳たんぱくも含まれているので、常温では特に固形ですね。
ギーは夏場は液体になります。)
しかも・・・おいしい!!!!
なので、私は質の良いギーを使って、カレーを作っています。
実は・・・カレーの本場でも、ギーを使っているのですよ。
よく行く美味しいカレー屋さんでもギーを使っています。
わたしは、カレーのレシピ本も何冊か持っていますが、
微妙にジャパナイズされた本だと「サラダ油」って書いてあることも多いです。
これ・・・めっちゃもったいないです!!
美味しさがかなりダウンします。
いや、間違いなくダウンします・・・
カレーの油って、ものすごく味の決め手なのです。
油にスパイスの香りを移す工程があるので、
食材を美味しくするかなめである油はかなり大事です。
ちなみに・・・ギーは結構お手頃に買えるアイハーブで買っています。
色々使ってみてますけど、おすすめはこちらでしょうか。
4th & Heart, ギーバター、グラスフェッド、オリジナルレシピ、9 oz (255 g)
あ、ギーと一言で言っても、
パーム油などが混ざっている安価なギーも売っているので、原材料は見て買ってくださいね!!
(インドやネパールのカレー屋さんでも、美味しいところと美味しくないところがあるのは、油と食材の質だと思っています。)
よくない油として、トランス脂肪酸の代名詞のようになっている、
マーガリンやショートニングはさすがに避けていると言う人が多いですが、
カレールーや安価なチョコレートやお菓子に入っている食用油脂や植物油脂は気にしていないと言う方も多いかもしれません。
健康で、何も気にならないなら、好きなものを食べていれば良いと思いますし、
わたしは外食では気にしても仕方ないので、あまり気にしないのですが、
花粉症を改善したいだとか、
ダイエットをしているだとか、
血圧が気になるだとか、
健康に気遣って生活をしたいと言う方は、
このあたりを気にしてみると良いと思います。
それに・・・
カレーって本来は薬膳料理と言えるくらい、
もっと健康的に楽しめる料理なんですよ!!!!
(そう、これが言いたかったw)
素材を美味しく食べる画期的な料理だと思います。
スパイスは、もはや薬膳の生薬そのものといっていいくらいです。
なのに、日本ではなんだかジャンクフードのように扱われているのが、
ちょっと悲しい今日この頃・・・
健康的な素材で、
おいしくたのしく自由にカレーが楽しめるように、
気軽にカレーが作れるようになる企画を考えてます♪