おいしい卵とヨーグルトでつくるスコーン〜安心素材ですぐにできるノンオイルおやつ

パンを買って来るくらいの手軽さでできる、そんなおやつを作りたくて、新しくレシピができました。

わたしのおやつやお菓子のレシピで、
バターを使って作るものはどれもとても美味しいのですが、
やっぱりバターの質にこだわりたかったりするのと、
バターを切ったり湯煎したり、
お金と時間のコストもそれなりにかかります。
(とはいえ、かなり楽チンですけどねw)

もっともっと手軽に、しかもちょっとしたご飯にもなるようなレシピを作りたいな・・・

ということで、つくったのがこちらのおいしい卵とヨーグルトでつくるスコーンです。

スコーンのレシピは何種類か持っていますが、
こちらは、もはやコツがないくらい簡単ですw

さっと混ぜて、オーブンで焼くだけ。

周りはサクッと、中はしっとりもちっと仕上がります。
バター使うとクッキー感があるんですが、こちらはちょっとパンっぽいかな。

今回、「おいしい卵」と「ヨーグルト」と名前につけたのは、理由があります。

「卵」や「ヨーグルト」といった動物性の食品について、少しお伝えしたかったのです。

もし、健康面で少しでも気遣いたい、という方がいらっしゃったら、
農薬や、遺伝子組み換え食品、添加物もそうなのですが、
それよりも前に「動物性食品の質」に気を使ってみてほしいのです。

なぜかというと、
動物性食品にこそ、農薬や遺伝子組み換え食品の影響があるからなのですね。

どういうことかというと、
鶏や、牛の餌がどのようなものなのか?
ということって、そんなに考えなかったりすると思うのですけど、
もし、その餌の質が悪かったり、入れて欲しくないものが入っていた場合、
それを食べるわたしたち」に間接的にそのリスクはやってくるのです。

よく、「出産は最大のデトックス」なんて言いますけど、
これは動物も同じで、自分に溜まっていた毒素は、
子、そして卵や牛乳など、なんらかの形で受け継がれていきます。

安売りの卵や、
安売りの牛乳がどのような環境でつくられ、
どのような健康状態で生まれた卵や絞られた牛乳なのか?
これを一度考えてみて欲しいのです。

わたしは、その現状を知って、
とても悲しい気持ちになりましたが、
じゃあ、どうする?というところなのですよね。

わたしは、基本的にはなんでも食べますが、
安すぎる卵やお肉、牛乳などを買うことは、
結果的にわたしたちの将来を悪くすることにつながると思っているので、
買わないことにしています。

食材として買うものの質への無関心と、
とにかく安く購入したい、という消費者が多数を占めることが今の世の中の大きな課題だと思うからです。

わたしたちの子供や孫たちに、
胸を張れるような買い物、つまりは投票をしていきたいのです。

生産者さんに対してどうこうよりも、
わたしたちが「どうするか」が大事だと思っています。

このスコーンは、おいしい卵とおいしいヨーグルトでつくりました。

卵は、できる限り鶏にとって良い環境と餌で丁寧に育てられたもの。
(なるべく平飼いや、飼料に遺伝子組み換え食品を使っていないものを選んでいます)

ヨーグルトは、牛の生育環境を考えた「生乳」だけを使用したプレーンのもの
(「乳製品」の表示が入っていないものを選んでいます。)

今回は、両方ともパルシステムのものを使用しています。

100%じゃなくていいから、
できること、続けられることから、すこしずつ。

花粉症やアレルギーが辛いとか、
お肌の悩みがある人は特に。

なにより、
そうやって「良いと思ったもの」を納得して購入し、料理をするのは、
おいしいし、しあわせです。


おいしい卵とヨーグルトで作るスコーン レシピ

(5~6個)

材料

  • 米粉 100g
  • ベーキングパウダー 2g
  • プレーンヨーグルト 50g
  • 平飼い卵 1個
  • メープルシロップ 30g

道具

  • ボウル
  • 電子スケール
  • ゴムベラ
  • オーブンシート

つくり方

  1. 米粉とベーキングパウダーをボウルに入れて混ぜる
  2. ヨーグルト、卵、メープルシロップを加えてゴムベラでよく混ぜる
  3. オーブンシートを敷いて、その上にゴムベラで5〜6cmくらいにざっくりと丸めてとって置いていく
  4. 手に水をつけて形を整える
  5. 180℃に余熱したオーブンで20分焼き、温度を190℃に上げてさらに10分焼く(周りがサクッとします)
    ※20分焼いただけでも、美味しく召し上がれます。

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