わたしの器の選び方〜益子陶器市

5/4に益子の陶器市に行ってきました。
年に二回開かれるこの陶器市は、まさに「出会い」の宝庫です。

うつわとの出会いの前に「ひと」との出会いがある、素晴らしい場所なのですよね。

と、こちらが今回お連れした器たちです。

本当に素敵。

わたしが器を購入する時に、一番時間をかけているのは「イメージすること」です。

ここに時間をかけるようになってから、購入した器をフル活用できているように思います。

具体的にどうするかというと、
まず陶器市に行く前に、日頃つくる料理をさらに素敵に盛り付けるにはどうしたら良いかをリサーチしておくのです。
こんな器あったらいいな」を具体的にしておく。

「もう少し大き目のがあると盛り付けやすいな」とか、
「色味はこんな感じだとさらにお料理が引き立つな」とか。

そして、Instagramなどで器の素敵な使い方をしている方がいたら、
写真をキャプチャで保存しておく。

それから初めて陶器市に行くのです。

事前のイメージがある程度できていたら、あとは直感で「あ!!素敵!」というものに出会います。

ちなみに・・・
わたしは自分の直感を信じているので、ひとりで陶器市を回るときはすごいスピードで見ていきますw
さらーーーーっと流して、時々ピーンとくる作家さんの作品たちに呼ばれるw

呼ばれてから、その器を手にとったら、
さらに具体的にお料理を盛り付けたイメージします。

この器に煮魚を入れたら・・・」みたいな感じで、
ざっくりメニューではなく、具体的なメニューをイメージしてください。

いつもつくるメニューではなくても、
作りたいメニューでも良いです。

大事なのは以下3つ。

1.妥協して買わない
もうこれはほんとに大事。
これから長いお付き合いになるわけですから、大きさがちょっと合わないとか、色がイメージとちょっと違う・・・なんてときは買いません。
結局使わなくなってしまったりして、器の持ち腐れになってしまいます。
器は飾り物ではなくて、使ってこそ生きるものです。
器にはその器に合った持ち主さんというのが必ずいるはずなのですよね。

2.「慣れているものが良い」という風に思わないこと。
どうしても、家にあるような感じの器が増えて行く、という傾向があると思います。
それはそれで、使いやすさという面では良いのですが、保守的になりすぎて同じような器が増えていくだけでは、お料理のバリエーションが増えなかったりします。
ちょっとハードル高いかな?というような「憧れ」の器にチャレンジすることで、盛り付けの幅は一気に広がります!!

3.自分にぴったりの器を選ぶこと
「こういうのが欲しい」って探していると、すごく良いものなんだけれども、お値段を見たら予算的に「うーーーん」ってなることもあります。
ですが、陶器市だとそうやって迷っていると無くなったりしますw
だからといって、焦らないことが大事です。
「ぴったり」は焦らず探せば必ずあるものです。
質感や大きさだけではなく、お値段も同じだったりします。
お値段で妥協するのはおすすめではないですが、無理をするのも器を使いにくくしてしまうのでおすすめしません。
今回の陶器市ではないかもしれないけど、必ずありますので、諦めないで探してみてくださいね。

というわけで、今回わたしが実際に購入した器をいくつかご紹介しますねーーー!!

こちらは辻中秀夫さんの作品。
すでにマグカップが我が家にあってヘビーユーズ。
ぬくもりがあって、やわらかく、どんなお料理もあたたかく見せてくれる質感。
購入したのが委託先の店舗だったので、聞き忘れて、どなたの作品かわからなかったのですが、
前回の陶器市で発見して小躍りw
今回はスープカップを探していました。

陶器市に猫ちゃんを連れてきていて、かわいかったですw

こちらは田代倫章(たしろとしふみ)さんの作品。
なんとも威厳がある感じなのに、とても繊細。
一度通り過ぎたけど、忘れられずにリターンw
このリム皿なら、おかずもお菓子もなんでも美味しさを増してくれそう!!
他の器も素敵で、あれこれチェックしたいです。

こちらは、愛知県のicura工房さんの木皿。
桜の木でできていて、見るからに丁寧につくられているのがよくわかります。
手で触れた時の質感がとても良くて、速攻で購入w
和菓子も洋菓子も、ちょっとした副菜やお漬物もさらにおいしく受け入れてくれそうな器です。

いわゆるセレクトショップ的なお店で購入したので、作家さんとはお会いできず。
新しい工房でお店もオープンされているらしく、いつか行ってみたいなぁ・・・

他にも素敵な作家さんがたくさん・・・

陶器だけではなく、木工の素敵な作家さんともお会いできました。

益子に限らず、陶器市は一度に全国の作家さんとお会いできる楽しい機会です。

すごい話してくれる方もいらっしゃれば、
職人さんのイメージそのままというか、すごく控えめな方もいらっしゃいますw

ウェブサイトやブログ、通販サイトがある作家さんもいれば、
陶器市でしか購入できない作家さんもいらっしゃいます。

地元のお店などが食べ物や野菜なども出していて楽しいですので、
一度訪れてみてくださいねー。


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