薬膳で「なつめ」推しな理由を分子栄養学で解説〜おすすめのおいしい「なつめ」はコレ!

最近、食品成分表が愛読書w
色々調べごとをするのが楽しくて仕方ないwww

というのも、

薬膳の根拠は分子栄養学で説明するとわかりやすい

ということに気づいたからです。

薬膳って「なぜそういう効果があるの?」っていうのがいまいちわかりにくい。
そこが解消できるのです。

足りないのはカルシウム?

たとえば薬膳では万能食材とされる「なつめ」

「血を作る」といわれていて、鉄分に着目されがちですが、
実は、「なつめ」って「マグネシウム:カルシウム」のバランスが絶妙に良いのです。

マグネシウムとカルシウムというのは、どちらかが多すぎると、どちらかの働きを抑えてしまうので、とにかくバランスが大事です。

カルシウム過多で体内のバランスが崩れることで、下痢や便秘、場合によっては喘息や不整脈といった不調が起きます。
 
以前、わたしの祖母から骨粗鬆症の相談を受けた時にも、
食事内容を聞くと、足りなかったのはやはり「マグネシウム」でした。

むしろ、カルシウムは十分すぎるくらいで、乳製品過多でバランスが悪かったのです。

カルシウムをとるなら牛乳?

食事からとるマグネシウム:カルシウムのバランスは、
【2:1】【1:1】が良いといわれています。

ちなみに、
「カルシウムとらなきゃ!」
という時の定番である牛乳は、
【1:11】です。

飲むと、バランスが崩れます。
(なので、飲んでも良いけど他の食材でちゃんとマグネシウムを補給しないといけない。)

みんな大好きモッツァレラチーズになると、
【1:30】なので、さらに・・・ですね。

腸に良いといわれるヨーグルトやアイスクリームも同じくです。
(これらは他にもおすすめしない理由がありますが)

で、「なつめ」は、ほぼ【1:2】なのです。

そりゃあ多用されるわけですね。

マグネシウムとカルシウムのバランス

ちなみに、百病を癒す薬として使われてきた「蓮の実」は、【2:1】でした。マグネシウムがとても多い。

なるほど、偏ったバランスを整えるのに使われてきたのでしょう。

そもそも、蓮の実を食べようとした昔のひと、その効果を発見したひと、ほんとすごいーーー。

ほかにも、ひじきなどの海藻類や、
全粒穀物(特にはとむぎなど)もバランスが良いです。
おもしろい!

この感覚は・・・

東洋医学における体質は、占星術で説明できる

ってことに気づいて、ひたすら占星術を学び始めた時に似ています・・・w

そこで生まれたのが星詠み薬膳でした。

というわけで、ひたすらインプットをしているので、
脳みそフル回転すぎて吐きそうですが😂

楽しくて仕方ないので、セルフ養生しながら色々まとめますw

2月〜3月くらいには、
このあたりの知識も含めた、
「美養薬膳入門講座(仮)」を開催予定ですので、お楽しみに!!!

わたしのおすすめ

ちなみに、わたしのおすすめの「なつめ」はこちらです。

色々食べたけどやっぱりコレ!

大粒で、癖がなく、
そのまま食べてもおいしくて感動しました!!!

わたしは、この分量で買うけど、
初の人はこっちで良いかも。

そのまま食べておいしい、というのが一番のポイント。

皮が厚くて、中身がスカスカなのも多いのと、
なんの味なのか、変な癖があるのも多いんです。

でも、これはほんとおいしい。

おやつにもなりますよっ。

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