いろんな知識を学んで、
一生懸命調べて、
たくさん本を読んで、
勉強して勉強して・・・
そうやっていると、
自分は、
「わかっている」
と思ったりします。
だから、誰かの話を聞いても、
「知ってる」
ってなって、まともに聞かなかったりして。
昔の健康オタクの頃のわたしも、
ちょっとそんな時期がありました。
健康オタクの前は、
心理学や自己啓発で同じようなことをやってました(笑
でも、現実が変わらない。
こんなに学んでいるのに、
(努力もしているのに)
現実が変わっていかない。
何かがおかしい・・・
幸い自分で、
「おかしい」って気付けたのが、
ツイてたなーと思います。
本当の本当は、
わかってるけど、
現実がうまく回らないということは、
「わかってない」
んです。
特に「本質」がわかっていない。
(だから行動に移せない。)
わかってる、と思うから、
人の話を聞けなかったり、
自己流に捻じ曲げて理解してしまったり。
実際、何かを説明したとき、
「それって、◯◯のことですよね?
そんなの前から勉強して知ってますし、今更言われても・・・」
なんて言われることありますが、
残念ながら、だいたい違います^^;
いや、それは◯◯じゃなくて、▲▲の話だけどな・・・ってことはよくある。
わたしのお知り合いの方も、
「ストレスをできる限り避ける必要があるって話したら、、
甘いものとか小麦食べられないのはストレスだからって
ほとんど毎日お菓子とパン食べるようになった」
って言われてびっくりしてた方がいますが・・・
こういう、冗談みたいなことが、
現実では結構起きます。
(現実はほんと、なんでもありですw)
なんでも、
知っていく、
わかるようになる、
ということはすごく大事です。
でも、
時々、「ほんとかな?」と疑ってみる。
これが、一気に視野を広げてくれたりします。
そして、色々な物事のバランスが取れるようになってもきます。
ある意味、
「知ってる」「わかってる」
というのは、思考停止の状態なので、
気が巡らないのです。
頑固になりやすいといいますか。
頭の中も、
細胞のひとつひとつも、
しなやかさをつくることが、
自分が生きやすくなるためのコツじゃないかな、と思います。