どんな気持ちで食べるか?〜何を食べても痩せない&健康にならないひとの特徴

「〜を食べたら健康になる」とか、「○○で痩せる!」みたいなのは、
やっぱり瞬間的にわかりやすく、影響力がありますよね。

だから、テレビで「○○がいい!!!!」と言われたら、
それがスーパーから消えたりするような現象は起きるわけで。

逆に「これはよくない!!」「この食べ物は危険!!」みたいなのも、
とてもわかりやすいですよね。

そんな情報が溢れています

でも・・・
それらの情報に敏感で、瞬間的に頑張るひとほど、
健康食品やダイエット食品ジプシーになっていたり、
こんなにやってるのに痩せない!!!!」とか、
美味しくないし、もう飽きた!」とか、
とっても疲れてしまっていたり、
なんで!!???と、逆ギレしてたりするのです。

それもまぁそのはずだなぁと・・・

そうなってしまう理由はいくつかあります。

ではでは、
すごーく噛み砕いてお伝えしますね。


photo by 鈴木香那枝


1. 急激な変化に身体がSOSを出すから


人って、日々の積み重ねでからだができているものなのです。

薬など、急激かつ短期的に影響が出るものでなく、
食べ方を変えることで得られる効果って、
薬膳の効果がとてもゆるやかであるのと同じで、
効果を感じられるのがゆるやかになる」のが普通なのです。

逆に言えば、もし「効果を感じられるのがゆるやかでなければからだに負担がかかりすぎている」のです。

その状態って、
からだにとってはとってもストレスフルな状態なので、
当たり前の反応として、からだは元の状態に戻そうとします。

何らかの栄養素が過剰だったり、
逆に何らかの栄養素が足りなくなったりした、
緊急事態ですからね。

無理なダイエットでリバウンドするのもこれです。

○○だけダイエットや、過剰な〜制限、とかになれば特に、
こころからだも負担がかかるので、
からだが戻ろうとするのをこころも応援したりするわけです。。

そんなわけで、よくあるのは振り出しに戻ったり、
場合によっては、からだにとってのストレスがさらなる悪影響を与えたりもしますので、
要注意です。

なにより、急激なからだの変化と心へのストレスを繰り返すことは、
からだをいじめているのと同じなので、
どこかでその連鎖を断つことがとっても大事です。


2. からだに良いものも食べ方次第で毒にもなるから


すっごい当たり前のことなんですけど・・・

どんなにからだに良いとか、必須とされているものでも、
食べ過ぎたり摂り過ぎたりしたら、からだは受け付けない、というのはイメージできますでしょうか?

たとえば塩。

汗や尿に塩分が含まれているのを皆さんご存知のように、
塩は私たちのからだになくてはならないものです。

とくに、ミネラル豊富な天然塩は、からだにとって有益だとされています。

じゃあ、天然塩がからだに良いから、毎日たくさん食べよう!!!」

・・・って、ならないですよね??

塩だとこれが当たり前に理解してもらえるんですけど、
それ以外の食べ物とか栄養素だと、
お話していてもなかなか理解してもらえないことも多いです。

でも、これって、
マヌカハニーだって、
なんちゃらオイルだって、
大豆だって、
肉だって、
魚だって、
卵だって、
フルーツだって・・・

なんなら、これだけわたしが教室やってるローチョコだってそうですからねーー!!!

みーんな同じですよ???

この、あたりまえのことが、
抜け落ちちゃうことが多い。

というか、抜け落ちちゃった方が特定の商品が売れますから、
そういう風な情報の出し方をしている部分があります。

現代人は〜が足りない、とか、
〜不足が不健康や病気を招く、とか・・・

とにかく一度、冷静になって考えてみるのが良いですね。

結局は、バランスなのです。


3. 不健康や太ることを恐れての食事は苦痛だから


これが今回、というかいつもわたしが伝えたいことではありますが・・・

人って、を感じないと、
続けるってことができない生き物なのです。

だから、
痩せるために我慢するとか健康のために食べるっていうのは、
一時的にはできても、
やっぱりどこかで嫌になる。

今までやってみた健康法やダイエット、
続かなかった人は、
やっぱりそれを続けることの居心地が悪かったからだと思うのです。

それと同じで、
どんなものを食べるときも、
どんな気持ちで食べるかがめちゃくちゃ大事なのです。

それによって、
本来はリラックスして楽しむ時間である食事の時間が、
ストレスになってしまうからです。

たとえば、コンビニのご飯であっても、
おいしいなぁ〜しあわせだなぁ〜♪

と思って食べるのではなく、

おいしいなぁ〜でも体に悪いよなぁ・・・こんな食事してて良いのかなぁ。最近太ってきちゃったし・・・

と思って食べたら、
10倍からだに悪いです。

逆に、
自炊してたとしても、

やっぱり自分でご飯をつくるとおいしいなぁ〜♪

と思って食べるのではなく、

あぁ、今日も疲れてしんどいなぁ・・・でも、健康(ダイエットや節約も)のために作らなきゃ・・・

っていやいや作って食べたら、
疲労が10倍ですw

場合によっては、どんなにからだに優しい食べ物だって、
うまく消化できませんからね・・・(むしろこの場合は食べない方が良いくらいw)

だ・か・ら!!!

からだにうれしいごはんの条件の、
最上位にはおいしいがくるのです。

最上位に「からだに良い」を持ってきては、絶対にいけないのです・・・

1.おいしい
2.つづけられる
3.からだに良い

この順番は、絶対に崩せないのです。

と、そんな感じで、
食事で健康になる人も、
食事で不健康になる人も、
一言では言い表せない要素がたくさんあります。

だからこそ考え方が大事なのです。

このあたりの考え方をがっちりお伝えしているのが、
料理をしない料理教室〜からだにうれしい超入門講座です。

おひとりずつの生活リズムや体質に合わせて、
ファーストステップをアドバイスしております。

2月と3月の日程を公開しましたので、
興味ある方はぜひ〜〜〜!!