時々、「あ、焦っているな」と自分でも気づくことがあるのですが、焦っている時ってその時の状態を冷静に見られないから、
対処法も自分ではわからなかったりするのですよね。
いろんな方の相談乗ったり、カウンセリングしている中でも、
「焦っちゃって・・・」とか、「休めなくて」みたいなお話は多いので、
じゃあ、この「焦り」ってそもそもなんだろう?
ってことを改めて考えていたのですが、
あぁ、こういうことか、って例が浮かんだので書きますね。
まず、車に乗って、あなたが行きたい場所である目的地に向かっているのをイメージしてくださいね。
行きたい場所というのは、ある程度長期スパンで考えると良いと思います。
仕事を通じて、もっと自分を表現したいとか、
何かで社会の役に立ちたいとか、
自分の考えを伝えたいとか。
結果的に、それによってあなたが「どんな気分で何を感じて過ごしていたいか」というのが大事なので、
そこまで考えられると良いかなぁと思います。
そして、生きている限りは、
あなたがあなたの車を運転していくことになるんですけど、
目指している目的地に向かっているはずが、
風が強かったりとか、(環境や世間の評価が厳しかったり・・・)
同乗者がうるさかったりとか、(家族や身近な人に反対されたり・・・)
はたまた急な眠気に襲われたりして、(体調も色々ありますよね・・・)
うっかりセンターラインを超えてしまったりするわけです。
すると、
センターラインによくある凸凹にタイヤが乗り上げて、
ガタガタガタガタっとなるわけです。
これが「焦り」の感情なのかな、と思います。
そうやって、
「そっちじゃないよっ!!!」
って教えてくれたり、
目を覚ましてくれたりするんですよね。
そう考えると、
「焦り」ってほんとありがたい。
マイナスな感情って悪いことばかりじゃなくて、
ちゃんと何かの役割を持っていて、
恐怖は「安全」のために必要だし、
不安は「安心」のために必要だったりするのですよね。
これは、わたし自身の経験上もそうですが、
ちゃんと、センターライン越えずに目的地に向けて走ってたら、
同じ状況でも「焦り」ってなかったりするわけで。
大事なのは・・・
「焦ってるな」って自覚したら、
「あれ?わたしの目的地ってどこだっけ??」って、
一度確認してみることです。
場合によっては、
一度、サービスエリアで止まって休憩する、ってことも大事ですし、
「誰かの価値観に影響されて、あなたの目的地が変わっちゃってませんか?」ってことは、
特に確認すると良いと思います。
最初にカーナビに入れた目的地はどこだったっけ?ってところですね♪
「焦らないで」って焦ってる人に言っても、
何も変わらないので、
「なんで焦ってるのかな?」ってこと一緒にを探してみるといいですよ。
これは、
「休めない」も同じで、休まないのと、休めないのは、全然違うので、
同じように、「どうして休めないのかな?」って探してみるのもおすすめです。
(会社員をしている頃は、わたしもそうでしたw)
目的地の再確認には、「星詠み」もおすすめ。
わたしが目的地行方不明になった時に、
とても役に立ったのは、自分で自分の星を読み直したことでしたw
「お、いっけねー、自分以外の人の価値観に影響されすぎてたwww」ってなりますw