母なる大地の懐にわれら人の子の喜びはある

昨日の朝、富士山を眺めていたら、ふとメロディーが流れてきて・・・



それは合唱曲として有名な「大地讃頌」だったんです。
歌ったことはないのですが、中学生の頃上級生が歌っているのを聴いて、何とも言えない感動を覚えた曲でもあります。

「母なる大地の懐にわれら人の子の喜びはある」

あぁ、まさにわたしが本当に伝えたいコアなメッセージはこれだなぁと。

「無農薬野菜の方が栄養価が高いです」
「砂糖は不自然だし、血糖値をあげるからからなるべく控えましょう」
「餌や育て方にこだわったお肉を選びましょう」
「保存料や着色料など添加物を必要以上に使った食品は不自然です」

そんなあたりまえのことを伝えるのは、手段に過ぎなくて、目的は、

「人としてこの大地に生まれた喜びを味わうこと」

ここを知って欲しい、というか思い出して欲しいという想いからなのです。

からだがよろこぶ感覚というのは、まさにこことつながっていると思っていて。
かつ、このときにこころも安らいでいると最高に幸せを感じるのです。

たくさんの恐れからこころが疲れてしまうガチガチのナチュラル志向ではなくて、
からだじゃなくて脳だけがよろこぶジャンキーな偽りの美味しさではなくて、
こころが安らぎ、からだがよろこぶそんな食の喜びを伝えたいんです。

その土地(国)の、その季節の、自然な恵をありがたくいただくことと。

人の子であるわたしたちは、
生きていて迷子になった時、
母なる大地の豊かな恩恵に存分に甘えることで喜びを感じる生き物なのです。