免疫・分子栄養学の専門家から見た【新型コロナウイルス肺炎の予防・対策】免疫は1日にしてならず

今日は、臨床分子栄養医学研究会の勉強会でして、
朝からZoomで勉強していました。

テレビなどでの専門知識のない医師(失礼)による、
かえって不安になるような情報発信とは一線を画す、

とても具体的で、
色々なことがクリアになる内容でした。

デトックスが重要な理由

午前中は宮澤先生による重金属とデトックスに関して。

そもそも、なぜコロナウイルスによって人が亡くなるのか?
(サイトカインストームね。)

というお話から、デトックスの重要性について。

究極、感染自体を防ぐのは、
難しいので、基本は「感染しても重症化しない体づくり」になってくる。

つまりは免疫

体内で戦える人たちね。

でも、水銀が蓄積していると、
免疫の働きを阻害する
ので、
デトックスが重要であるということ。

あとは、栄養が足りていることも大事。

昨日、書いたビタミンDもそうだし、

今こそ知っておきたいビタミンD〜免疫UPにもガン予防にも?1年中日焼け止めの色白さん&引きこもりさんは要注意

ビタミンCはもちろん、マグネシウム亜鉛セレン
あとはビタミンAとかも大事になってくる。

金子俊之先生のお話

そして、今回の特別ゲストである、
医学博士で分子栄養学研究所の所長であり、
免疫の専門家である金子俊之先生のお話。

現在の感染状況に関する冷静な考察とか、

PCR検査の実際とか、

某検査キットの精度とか、
(結論、検査キットは意味がない。)

各国の致死率の違い理由とか、

BCGに関すること(相関関係はあるけど結論まだわからない)だとか、

抗体検査の是非とか、

今検討されている薬剤についてとか・・・

見解をお聞きしたことで、
いろいろ整理できて、さらには納得ができました。

結論どうすればいい?

結論からいうと、

ウイルスに負けない身体をつくる

ということ。

宮澤先生と同じ。

結局、ウイルス自体をやっつける薬はないんです。
(抗生物質は、細菌にしか効かない)

だから、自分の身体が戦える状態を作る。

やはりここでも免疫なんです。

免疫をアップさせるために医療はなにもできない

早い話、ウイルス感染に関しては、
医療機関で予防的にできることはない。とのこと。

それは、確かにそうですよね。

だから、基本は規則正しい生活、食事、ストレス貯めない、日光浴びる、運動、筋力増強が基本。

やはり、マスクだけじゃダメなんです。

身体がちゃんと機能していることが大事。

栄養で感染症対策

基本となる栄養素は、

タンパク質、
脂溶性ビタミン(A・D・E)、
水溶性ビタミン(B・C)、
そして微量ミネラル(鉄・亜鉛・セレン)、
プレ・プロバイオティクス

が、基本中の基本。
(逆にいえば、これがダメだと全部ダメ。だからやはり、食事が大事なのです。)

ここに、飛び道具としてのオリーブ葉エキスが追加される。

オリーブ葉エキスに含まれる、
オーレユーロペンという成分は、

ウイルスなどの病原体を直接攻撃する。

そして、免疫細胞を活性化もさせる。

ダブルで有効なんです。

わたしも、風邪でちょっと怪しいときなどは、使ってますが、
やはり効きますね。

金子先生は、
予防なら500mg、
治療なら1500mg
とおっしゃっていました。

うーん、すでにかなり売り切れちゃってます・・・

が、探せばないこともないですね。

アイハーブの商品↓
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免疫力の計算方法

免疫が高いとか低いとか、
それについて具体的にわかってる方って少ないですよね。

分子栄養学で、目安になる数値は、

リンパ球

リンパ球は、まさにウイルスや細菌と戦う特殊部隊ですね。

こういう人たち。


(はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑より)

愛読書。

わたしの講座受けてくださる方には、課題図書として推してるw

こういう人たちが、
ある程度の人数いてくれないと、戦に負けちゃう。

計算方法は、

白血球数×リンパ球(%)

この数値が、
1500以下の人は、免疫力低めですから要注意

今日お伝えしたような栄養面や生活習慣など、
ひとつずつ見直して行くのが良いと思います。

免疫は1日にしてならず

ぶっちゃけ、免疫力って、そう簡単には上がりません。

だからこそ、毎日の過ごし方がめちゃくちゃ大事。

毎日、どんなご飯を食べ、
どんな気持ちで、
どうやって過ごしてるのか。

今を耐えるとか、
そういうことじゃないんです。

今まで流行ってきた感染症も、
収束にはかなり時間がかかっていますから。

感染症にかかっても大丈夫な身体を
自分でつくる

わたしも、
食事を変えて、
生き方を変えて、
実際にそれが体感できるような結果になるまでは、
1年以上かかりました。

自分のために、できることを続ける

自分でできなければ、プロに相談するのもいい。

これが、今わたしたちにできることではないでしょうか?

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