病気が治るのは「よい患者」より「めんどうな患者」
投稿日: 2021年01月19日
今日は、新しく紹介状を書いてもらった、
脳神経外科に通院の日。
例の、下垂体腫瘍の件ですね。
※病気については、仕事柄、患者視点とか姿勢とか、
良い情報提供になると思って、こうして色々書いていますが、
あまり親しくない方に好奇心であれこれ聞かれたり詮索されたりするとか、
変に同情や心配されるのとか、死ぬほど苦手なので、そこのところご理解よろしくお願いします・・・
わたしは元気だし、ほぼ症状はない&困ってないのでご心配なくー。
前の病院では、
まぁいろいろありまして・・・
結果的に、
「関東なら、どこでもいくぞ!!」と、
クリニックから大きい病院まで、
クチコミひとつひとつみていきながら、
めちゃくちゃリサーチしまくり、
「ここにしよう!!」と病院を決め、
「この病院に紹介状を書いて欲しいです!」
と、クリニックの先生にご依頼をして、
今日に至ります。
(今、通っている近くのクリニックも、めちゃくちゃ良い先生で、
こういう私の依頼に嫌な顔ひとつせず応えてくださいます。感謝)
というわけで、行ってきたのは、
「もり脳神経外科クリニック」です。
予約の電話の段階から、
とても丁寧で、すごいなーと思ったのですが。
行ってみて、その理由がわかりました。
もう、入った瞬間から、「気」が違う。
人気だけど、混まないシステムになっているようです。
働く人の負担も少ないからか、
みんなアドレナリン出てない。(ように感じる)
受付の方、看護師さん、
ナチュラルなPCMオレンジで、
優しく明るく丁寧。
診察室からは患者さんの笑い声が…
先生は至って冷静。
(PCM青に少し黄色も入ってそう。)
「外科的治療、望んでないんでしょ??(笑」
と、こちらの意図をサクッと察してくれるので、話が早い。
薬についても、
詳しくヒアリングしてくれたので間違いも当然ありません。
(前の大きい病院は、間違いすぎてたからなぁ…
処方箋正しく出るまでに1時間以上かかったし。)
前の病院で、
すぐ再撮影と言われた造影剤ありMRIも、
採血結果とか見て、しばらく必要ないそうだし、
(あれだけ、副作用で死ぬかもと言われ続けた造影剤、
そんなに頻繁に入れたくないよねw)
毎月と言われてた通院は、
2ヶ月後でいいからねーと。
(これこそコロナ対策と思う。)
なにが言いたいかというと、
セカンドオピニオンの大切さ。
昨日の漫画とも繋がるね!!
この漫画ね。
患者(Patient)という単語の語源は、
「がまんする」「まかせる」または「服従する」という意味のラテン語patiです。
この話は、
この本を読んで知りました。
現代では、そこまではなくても、
医者から言われたことに疑問を持たないで治療したり、
「先生の言う通りにします」って人がほとんどだと思う。
そして、そういう人の方が「よい患者」とみなされるのが多くの医療現場。
一方、先生に色々聞いたり、
資料を持ち込んだりするのは、「面倒な患者」。
でも、
実際に、がんが治った患者は、総じて「面倒な患者」だったそうです。
「自分の治療法は自分で決める」
これを実践する人ばかりだったのですって。
とても勉強になる一冊。
うん・・・それ、めちゃくちゃ大事だと思う!!!
自分を治せるのは、
自分だけだしね。
納得できるまで、
見つかるまで、
自分に合う病院を探してもいいと思っています。
もちろん筋は通してね。
自分で見つけられなければ、
相談できる人に相談をしてみてくださいね。
わたしのコーチングのお客様であれば、
一緒に見つけることもできますから・・・
なにはなくとも、
自分の仕事にも生かせる、本当に良い経験をしています。
ついでに・・・
今日は、いい感じの喫茶店も見つけました!
というわけで、
これからの通院がまったく嫌じゃなくなりました。
むしろ、気分転換のちょっと小旅行くらいの感覚で、行けそうです!