自分で選ぶということ

 自分を生きるってどういうこと?
日々、それを問い続けながら過ごしていました。そんな矢先、先々週からどうも体調が優れなくて。病院が嫌いなんですが、さすがにおかしいと思い、通院しました。
 
 そうしたら、子宮筋腫がかなり大きくなっています、直径7cmはあります、と。筋腫が、あちこちの神経を圧迫して様々な症状が出ているのでしょうから、それは痛いはずですよ、と。
以前検査をした時、小さい筋腫はあったのですが気にするほどではないとの診断で、症状もありませんでした。
正直この間できることはなかったのか、と後悔も頭をよぎりました。
 
 「ご結婚されたんですよね?妊娠は考えていますか?」との質問に対して、「はい」と答えると、
「大きさのこともあるので、まずは精密検査をして今後の治療方針を決めましょう、私から今言えることはここまでです」と。「この状態で妊娠した場合のリスクや、妊娠そのものに関しても、検査してみて考えましょう」との話に、咄嗟に「今、このタイミングでわかってよかったです」と答えてました。
 
 あぁ、「症状を愛せ」と内海聡先生が言っていたけど、こういうことか、と頭に浮かび。辛いながらも症状で身体の異変を教えてくれたんだ、と自分の身体に心から「ありがとう」と言い、ちょっと涙が出ました。筋腫も私の身体の一部だから。
 
 そうして、すぐにMRIを予約するように促され、精密検査を受けることになりました。この時点で、自分なりにいろいろ調べて、手術は必須だと思いました。
筋腫の大きさ(すでに子宮よりも大きい)もそうですし、症状がいろいろと出ていることも考えるとホルモン療法の上で、手術が一般的な治療法。今後のために思い切って手術を受けよう。そう思いました。自分の子供が欲しい!というよりは、私は夫と子供を育てる、という経験をしてみたいんだ、と自分の気持ちも確認しました。それから数日間は、痛みがさらに増して、終わりのない重い生理痛のような痛みやだるさに、腰痛や足のしびれも加わって、朝は起き上がることも辛くて、地獄のような毎日でした。
 
 職場では、忙しい中でも検査をするために休ませてもらうなどフォローいただく一方で、身体が思うように動かない、つらいけどお客さんにそれは関係ないから、疲れて帰宅するとぐったり。
でも、お客さんと話をしているときは少し痛みを忘れたりもしました。家では、仕事で気を張っている反動で、夫に対して不安な気持ちや、仕事が思うようにできないことなど、弱音ばかり吐きながら、毎日精神的にも身体的にも精一杯で、家事も思うようにできない。
自分の身体が一番、検査結果が出たら治療の計画を立てるんだ、と思いつつなんだかしっくりこない。
 
 そして、そんな毎日を過ごしていたら、少しずつですが確実に自分が嫌になっていきました。きちんと決心して、自分なりに最善を選んでいるはずなのに、おかしい。
なんでこんなに辛いんだろう?と。

   
 
そこで、気づいたのです。
「自分で選んでなかった」と。
  
 
 「手術を受けよう」というのは、自分で考えて決断したと思い込んでいましたが、一般的にはどうするか、どうすべきか、という視点だった!選んだつもりになってた!という気付き。ホルモン療法も手術も、抵抗感がとても強いのに、そうするしかない、今のタイミングではそれが最善と思おうとしてただけで。ここで初めて、「そうか、自分で決めていいんだ」と気付きました。
  
 そして、「私が良いと思う治療方法を思う存分やってみよう」と。ファスティングや、それ以外の代替療法と呼ばれるもの。
そして、「日々働きながら無理なく続けられる」ではなくて、治療としての「食事療法」をとことんやってみたい。
 
 なんだ、私が私を本気で健康にしたいと思ってるだけだったのか・・・(笑)それから検査結果が出るまでの間は、子宮癌である可能性や、大きさによっては子宮全摘出となる可能性など、最悪のケースを全部考えました。
 
 一生子供ができない、となった場合や、最悪の最悪、命すらも危ないとなった場合、私はどうするのか?その場合でも、自分がやりたいと思う治療方法にチャレンジしよう。大丈夫。と、何度も何度も繰り返し自分の中で決意を固めながら、検査結果を聞きに行きました。
 
 結果としては、
「今のまま妊娠して問題ないかどうか、判断がつきません」
というもの。手術もリスクがあるから、大きな病院でカンファレンスを開いてもらってください、とのこと。私の中では、たとえ「子宮癌」だと言われた時でも、こう答えよう、と決めていたので、他の病院に行く前に自分で治療したい、という考えを伝えると、先生は「子宮筋腫は生活習慣病じゃないから、生活習慣変えても治りませんよ?」と。ただ、最終的には自分で決めるしかないですからね、と3ヶ月後に検査に来るように、と言われ検査を受ける約束だけしました。そこで、7cmが10cmになっていたら、話は変わります、と。まぁ、誰になんと言われても、私の考えは変わらないんですけど・・・
 
 自分を生きるって、自分で選ぶ、ということなんだなぁ、と。できているつもりで、できていなかった。たとえ3ヶ月後の検査で、悪くなっていたとしても、きちんと自分で決めた治療法をしたか、自分で決めたと思っていた治療法をしたか、これによって私の私への信頼度合いがまったく変わると思うのです。私が私を一番好きでいられる決断をしながら、これからすべての選択をしていくつもりです。いろいろなことが頭をよぎるけど、ひとつずつ折り合いをつけながら、進んでいきます。
 
 そんなわけで、私が私らしく生きていくストーリーがどこかの誰かの励みになったらいいな、と思い、私の気持ちの揺れも含めて全部ありのままを記録しました。ちょっと勇気はいるけれど。病気や体調不良と向き合う人のサポートをしていきたいと思っていたけど、まずは私が私自身に対してなにをどうするのか、それをまだ途中の段階でも見せていきたいなぁ、と思います。気持ちの変化も、行動も。そう考えると、治療期間と私が捉えている期間も、すごく貴重で大事な時間。さて、ここからが新たな始まりです。もう動き出してますよ。

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