最近、お客さんはもちろん、
担当のネイリストさんとか、
色んな人から、
「食いしばりがひどいみたいで・・・」
などと聞きます。
あとは、
「歯軋りしてるみたいで奥歯が削れちゃって・・・」
とか。
食いしばりは、
歯や顎に負担なだけじゃなく、
なんなら歯なんて削れたり欠けたりするし、
肩こりや頭痛、腰痛の原因にも。
歯ぐきの骨が浮いてきてるのは、
まさに食いしばりの結果だったりします。
歯に1トンの負担???
普段、わたしたちが噛む力、
すなわち咬合力は、
男性で60㎏、女性で40㎏ほどと言われています。
(個人差ありますよー)
でも無意識下での食いしばりとなると、
人によっては1000kgを超えるケースもあるそう!!!
つまり・・・ 1トン!!!
1トンというと、
だいたいキリンくらい。
女性なんかだと、
大人のキリンじゃなくても、
子キリンくらいは乗っかってるということでしょう・・・
歯の上に、
キリンが一頭乗ってると思うと・・・
そりゃ、
食いしばりを続けることで、
顎の形が変形したり、
歯茎の骨が発達したり、
はたまた奥歯にヒビが入るのは、
納得というか・・・
当然、歯並びも変わっちゃうよ。
(顔のエラが張っちゃうのもこれ。)
でも、話を聞くと、
だいたいみんな、
「仕方ない」
というところで止まってる。
食いしばりは症状
いやいや、
「食いしばりは症状」
ですので、
ちゃんと改善に取り組めますよ。
(マウスピースつけるとかつけないとかは、
あくまで対処の話です)
試しに、
寝る前に良質な蜂蜜をとってみてください。
これはおすすめのバッキー農園さんの生蜂蜜。
高品質で安心・安全。しかも、めっちゃ美味しい。
あと、これもおすすめの蜂蜜ね。
もし、
それで食いしばりが和らぐようならば、
寝ている間に「低血糖」を起こしてる証拠。
(夜間低血糖)
低血糖は緊急事態なので、
止むを得ず戦闘ホルモンのアドレナリンが出てるのと、
(アドレナリンは、死なないために血糖値を上げます)
だから、怖い夢をみたり、
寝違えたり、起きた時腰が痛かったり、
「トイレに目が覚める」
というのも症状のひとつです。
そして、食いしばることで、
βエンドルフィンという
脳内麻薬を出して耐えてる。
そうやって耐えなきゃけないほどの痛みや炎症や、
ストレスがあるってことです。
身体のどこかに炎症があるとか、
(虫歯とか、脂肪肝とか、鼻や喉、お肌の炎症とか…)
私の場合、
親知らずを抜歯した後、
いきなり夜の食いしばりが出て、
めちゃくちゃ辛かったです。
傷は炎症を起こして治すものなので、
身体が必死だったのがよくわかります。
これがデフォルトとかだと、
なかなかしんどいなーと思いました。
日中のストレスが強すぎるとか、
自分とのコミュニケーションがヘタで、
自分を責めちゃうとかでも、やっぱり同じことが起きます。
根本は、そこなので、
ストレス状態の改善に取り組みつつ、
日中も血糖値を維持できるような
取り組みをするといいです。
こちらも参考にどーぞ。
病気でない症状にこそ理由がある
ただでさえ、
いろんな情報が多くて、
ストレスを外から受けやすい時代なので、
「まずは自分の身体を知り、労わる」
というのが、
めちゃくちゃ大事だなーと思います。
「食いしばりは、仕方がないこと」
と思う人をやっぱり減らして行きたいと思いますし、
それ以外の未病と言われる症状も、
未病の段階できちんと取り組めば治るよ、
ってことを伝えていきたいと思っています。
「とはいっても仕方ないし・・・
仕事(子育て)忙しくて自分のことどころじゃないし・・・」
と思った人は・・・
キリンのことを思い浮かべてくださいw
キリンが毎晩あなたの顎を踏み潰しにきてるんです・・・!!
うん、助けてあげて欲しい!!!(泣
ちょっと自分のことを労ろうと思ってくれたらうれしいです^^