そう、わたしが食に関する仕事を始めたのは、
未来の子供達のために・・・といった崇高な使命感なんかではなくw、
「わたしが美味しいご飯を安心して食べたい!」ってところからスタートしてるんです。
とあることをきっかけに、食に関して勉強しまくったわたしは、
「わ!!世の中に食べるものないんですけど😱!」くらいまで追い詰められてw
(実際にはそんなことないっすw)
でも、
「食べないと生きていけないし!」となって腹をくくり、
仕事の帰りに、
毎日毎日、買い物をして原材料を見ては食材を探す日々www
で、帰宅したら、ひたすら勉強、というよくわからない日々を過ごしていました・・・
今思えば、もはや取り憑かれてる感じでしたけど、
本人は没頭しているので、
途中から楽しくて仕方なくなったのですwww
(この頃は一人暮らしだったから、あの異常な感じを誰も知らないw)
そんなこんなで、
一度はがっつりガチガチの健康オタクになったわたしは、
「あーーーでも食べるのは楽しくないとね、つづかないよね」
と、
からだにうれしいごはんの法則を自分なりにつくっていったのでした。
photo by 鈴木香那枝
その後は、備忘録も兼ねて、ちょこちょこと食に関する記事をfacebookにアップするようになりました。
結婚してからは夫のすすめで、朝ごはんの写真を撮るようになり、
写真の整理を兼ねてfacebookのアルバムにアップするようになり、
それを発信しているうちに、
「鹿沼さんのご飯食べたい!」
「おいしそう!!」
なんて言ってもらえるようになった私は気をよくしてw
「じゃあ、今度食べに来てください♪」と、
ホームパーティーをしたりして。
その後は、
「料理教室があったらいきたいです!」なんて言ってもらって、
わたしが料理教えるとか、超絶ガクブルだけど、親しい方なら・・・と、
会社員をしながら、週末に料理教室を小さく始めたのでした。
その後は、料理教室を続けつつ、
もっと食に関して学びたくて、
色々なことを独学で学んだり、
薬膳インストラクターやファスティングマイスターやなどの資格をとったりしつつ、
勉強のために料理教室にも行ってみたり・・・
あとはひたすら、
自分で人体実験の繰り返しw
photo by 鈴木香那枝
本業の方でも「食や健康」に関する講座をしたり、
「企業の食生活改善」を提案する会社に転職したりしました。
そんな感じで始めた「食」の仕事。
改めて、
「今、なんでそれやってるの?」というのを自分に聴いてみたのです。
そしたら、
「おいしいし楽しいから」
っていうのと、
「自分の周りの人にも、おいしく楽しくなってもらったら、わたしがうれしい」
っていうのが出て来て。
「あ、それって結局自己満足じゃんー!」
って気づいたのですw
自己満足からスタートして、
誰かの満足に移り、そして結局自己満足に戻ってくる。
そんな流れでした。
photo by 鈴木香那枝
でも・・・
「これってまさに理想じゃん!!!」
と思うのです。
だって、これなら、
自分が満足→ひとが満足→自分が満足→ひとが満足・・・
ってエンドレスで循環していくのです。
しあわせが良い形で循環していく形です。
実際、わたしの家族や、親しいひとから、
少しずつわたしが伝えていることが浸透しているし、
そういえば実家の冷蔵庫の中身は随分変わったものです。
なんなら無農薬野菜まで畑にあるので、実家からはいつも野菜や果物をもらって帰って来ます。
(ガチガチの健康オタクになりはじめの頃は、自分で食べるものを買って帰ってましたw)
自己満足って、ネガティブな意味合いで使われることが多いけど、
死ぬときに、
「あぁ、めちゃくちゃ満足な人生だった!!」って死にたいなぁと、わたしは思うわけですw
誰かの満足の前に、
まずは自己満足からスタートしてみるのが良いのかもしれません。