星が違うということは、
変わることや、
行動することに、
どれだけのエネルギーが必要なのかも、
ひとによってものすごく違うということで。
変化が得意か、継続が得意か、はたまた柔軟に動くことが得意なのか。
どれがいいではなく、それぞれに、それぞれの役割がある。
自分と同じスタイルで、
変化や行動ができるひともいれば、
そうするには驚くほどのエネルギーが必要なひとや、
そのスタイルが合わなすぎるひともいる。
ってこともわかっておくと、
結構するっと、誰かのことを受け入れられたりする。
なにより・・・
どんな自分も受け入れられるし、許せるようになるのです。
動いたり変化するのが得意なひとでも、
「あぁ、なんかうまく動けないなぁ」っていう自分だとか、
「この部分は、なぜか変わりたいのに変われないなぁ」っていう自分が、自分の中にいたりする。
そんな自分も、嫌いにならずに受け入れられたりすると、
本当の意味で自分のことが好きでいられるし、
どんなときも自分を大事にできる。
わたしは、どちらかというと変化のスピードが早かったり、
コロコロ色々なことを変えて行く性質の星が多いのだけれども、
わたしの中にも、変わるのにはとても勇気がいる部分だったり、
変わりたくても変われない自分がいたりもする・・・
そんな自分も許せると、
変われないとか、変わるのに時間がかかるひとも、
受け入れられたりするのですよね。
なにより、変わることが大事ってフォーカスされがちですけど、
そんなことは全然ないのです。
変わらないように見えて、小さく小さく変化していくことだって、すごく尊い。
流れて行く時間の中で、道しるべのように堂々としている存在も、すごく尊い。
photo by 鈴木香那枝
こんなことを考えたきっかけは、ある素敵なひととのメッセージのやりとりで。
去年、カウンセリングをさせてもらってたお客さんの星を詠ませてもらって、
あらためてカウンセリングに申し込んでくれた時のすごい勇気とか、
その時の葛藤が手に取るように伝わってきて、
かなりグッと来てしまいました。
環境が大きく変わったわけではないのに、
あり方が変わったことで、すごく幸せそうに、自分を大事にしながら過ごしていて、
連絡をもらうたびに、あたたかい気分になります。
誰しも、星が違うところと、どこか似ているところがあるから、
その違いも共通点も、同じように大事にしていきたいなぁと思いました。
ひとというのは、一面だけじゃないから、
360度いろいろな角度から、自分を知り、人を知り、
いろいろな感情を経験していくのですね。