本を発送するためにポストに投函するとき、そんな言葉が自然と出てきて。
イメージとしては「わたしの代わりにいってらっしゃい」なのですよね。
「わたしの代わりに役に立って来てね」
「わたしの代わりにお話しして来てね」
という感じでしょうか。
今回、初めて本というものを生み出してみてあらためて気づいたことがあります。
それは、「本のありがたさ」です。
今まで、当たり前のように感じていた「本」という存在ですが、
どれだけの労力をかけて自分のもとに届いているのか、
ということのイメージがついたという感じでしょうか。
これまで、たくさんの本を読んで来ましたが価格を見れば、
1000円とか1500円とか、内容や学びによっては「安すぎる」と思うほどです。
物理的にすぐには会いに行けない人の話が聴けたり、
自分で調べたら何年もかかるようなことをまとめてくれていたり、
もう亡くなっているひとの頭の中がわかったり、
すごいことだと思います。
しかも、すべて自分のペースで環境を選ばずに取り入れられるのです。
実はわたしが、食をがらりと変えて、
生き方が変わったきっかけも一冊の「本」でした。
その本を読んでから、約半年後にその著者の方にはお礼も兼ねてお会いしていますが、
その後もわたしにたくさんのきっかけをくれました。
本ってすごい。
本ってありがたい。