「コンビニご飯しか食べられない環境」の言葉の真意って?〜分子栄養学的分析

カウンセリングをしていると、時々お聴きするこの言葉。

「コンビニご飯しか食べられない環境なので・・・」

ご本人のこともあれば、ご主人だったりすることもあります。

この言葉、わたしは真に受けません

この言葉を発する人の、もっと根本的なところをみていきます。

現代人特有の病かもしれない

これですね、分子栄養学的に分析すると、

脳のエネルギー不足
副腎疲労

が顕著です。

すでに栄養不足があって、ミトコンドリアが動いていないから、エネルギーが作れていない

だから脳にもエネルギーが足りなくて、他の選択肢を「考えられない」ということです。

更に言えば、そういう状態になるくらいまで、今の生活を続けているということです。

副腎疲労が進んでいる

そして、こういうケースだと、間違いなく副腎疲労もあります。

ご本人が「コンビニご飯しか食べられない環境」を望んでいるのであれば、
それはそれで良いのですが、(そんな環境が本当にあるなら・・・)

そうでない場合には、その環境を受け入れているということですから、
望んでいない環境を受け入れてしまうくらい、自分を大事にできていないということになります。

ストレスがかかっていたり、自分を大事にできない環境に自ら身を置いてしまう・・・

ストレスがかかっているから、もちろん副腎にも負担が大きい。

すでに疲れやすいですし、アドレナリンでなんとか血糖値を上げているから、
イライラや不安、焦りなんかも結構あるはず。

仕事のパフォーマンスも、良くないことが多いです。

でも、脳にエネルギーが足りなければ、その状態を「しょうがない」と捉えることしかできない。

じゃあ、どうすればいい?

こういうケースに出会った場合、その方に応じたカウンセリングをしていきます。

でも、共通しているのは、その方の環境をヒアリングしたあと、

まず、今のその方の状態を説明してあげることにしています。

前述のようなことを話すことはもちろん、

「がんばっている」方向が間違ってしまっているケースも本当に多いので、

「我慢することとがんばることは違う」というお話をしたりもしますし、

毎日の食事すら、自分の望むものにできないって、

「そもそも、なんのために働いているの?」という視点も大事です。

突き詰めると、
「自分のことをなぜ大事にできていないのか?」に行き着くんですが、

なにはともあれ、「気づく」ことが第一歩。

時には対処療法も必要

そのあたりに触れた上で、
たとえば、その環境から抜け出すにしても、抜け出すエネルギーが必要です。

そのための対処はしていきます。

副腎疲労が強ければ、副腎に足りていなそうな栄養素をサプリでとるという選択肢もお伝えしますし、
血糖値のコントロールは絶対に必要ですね。

なんらかの栄養が足りなくて、ミトコンドリアが動いていないのであれば、
コンビニでも買えそうな食材で、必要な食材をアドバイスすることもありますし(だから定期的にコンビニチェックします)、

それと同時に、時間がなくてもネットで買える便利な食材をお伝えすることもあります。

でも、これは全部対処にすぎません

ストレスを受けながら、自分を大事にできていないという、
根本が変わらなければ、元気で幸せにはなれないからです。

ちなみに、その環境でやっていくために、この対処を使うとドツボにハマります

わたしは、それだけは絶対にしたくない。

その状態が手に取るようにわかる

そして、今カウンセリングしている方が、どんな状態か?というのは、
わたしには手に取るようにわかります。

なぜなら、わたしがそうだったからです。

「ご飯はコンビニで買うしかない」

と思って過ごしていた頃がありました。

あの頃は、自分を全く大事にできていませんでした。

今は辛いけど、いつか、努力(実際には我慢)が報われるんじゃないか?
今は辛いけど、いつか、しあわせな毎日が過ごせるんじゃないか?

そう思って生きていました。

でも、実際には違います。

「今」自分をどうやって扱うか?
「今」をどんな気持ちで過ごすか?

これが、幸せになるには一番大事なことなんです。

自分の人生は、自分でコントロールできます

これを伝えたくて、今の仕事をはじめましたから・・・

ひとりでも幸せな毎日を過ごせるひとが増える事を心から願って、これからもサービスを提供していきます。

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